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北アイルランド紀行①
一ヶ月以上前になりますが、週末を利用して北アイルランドへの旅を敢行してきました。色々あったのでアップが遅くなったのですが、今回はその旅行のご報告をしたいと思います。


北アイルランドは、イングランド・スコットランド・ウェールズとともに英国(United Kingdom、連合王国)を構成する4つのエリアのうちの1つです。地理的にはアイルランド共和国と同じアイルランド島にありますが、国としては英国内になります。奇岩群が続く海岸線とともに、周知のとおりカトリック系とプロテスタント系の長きに渡る対立も有名で、街のあちこちにそんな紛争の痕跡を見て取ることができました。

首都ベルファストへは、ロンドンから飛行機で1時間強。到着早々、強いアイリッシュ訛りの英語とアジア人の少なさに脅えながら街中へ。まだ真冬のような寒さなのに、繁華街では露出度の高い若者達がグループでたむろしていて、アジア人が珍しいのか、いちいちこちらを眺めてくるので、街中を歩く時にはかなり神経を使いました。

北アイルランドに入ってまず驚いたのが、独自の紙幣があること。貨幣単位はもちろんポンドですが、中央銀行であるイングランド銀行以外の民間銀行が発行した紙幣(しかも数種類)が出回っている…。イングランド銀行の紙幣は使えますが、お釣り等でもらう紙幣は全て独自紙幣でした。同様の独自紙幣が実はスコットランドにもあるのですが、知人がイングランドで使おうとした時に受け取り拒否されたのを知っていたので、記念として持ち帰る程度の枚数以外は使い切るように計算しながら使いました。

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【ジャイアンツ・コーズウェイ~ロンドンデリー】

個人では回りにくいエリアなので、Paddywagonという会社の一日バスツアーに参加。ジャイアンツ・コーズウェイに行くツアーはいくつかありますが、ロンドンデリーも含めた一日ツアーはおそらくこの会社のみで、価格も18ポンドとお手頃な割に内容が充実していて良かったです。

まず到着したのが、キャリックアリード吊り橋という高さ30メートルほどの吊り橋。以前はサーモン漁の漁師が渡るために使われていたということで(まさに命懸けですね…)、現在はナショナルトラストによって保護されています。行った記念に渡ってみましたが、思ったよりコワイ!

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こんな荒々しい海岸線が続いています。


こちらが北アイルランド観光のハイライトの一つ、世界遺産のジャイアンツ・コーズウェイです。自然にできたとはとても思えないような規則正しい六角形の柱状の岩が並んでおり、自然の神秘に圧倒されました。その昔、この地に住んでいた巨人が、スコットランドに住む恋人を渡らせるために道を造ったという伝説から、「巨人の敷石の道(=ジャイアンツ・コーズウェイ)」という名が付けられたそうです。

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近くのホテルでアイリッシュ・シチューのランチ(何がアイリッシュなのかは謎でしたが)をいただいた後は、断崖絶壁に立つダンルース城で写真撮影。このツアーでは車中からの写真撮影のみでしたが、海風を受けて立つ古城の雄々しい姿が印象的でした。

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最後に到着したロンドンデリーは、古くからイギリス人が入植してきた土地で、今も市の中心地は城壁で囲まれています。プロテスタント系(親英国派)とカトリック系(親アイルランド、独立派)との激しい抗争が続いていた街でもあり、「ロンドンデリー」という地名もカトリック系にとっては屈辱的なものなので、地元では「デリー」と呼んだ方が安全だということでした。

1972年に起こった「血の日曜日事件」(デモ中の市民をイギリス軍が銃撃)の跡などを見て回りましたが、カトリック系の住民の居住区の入り口の「Free Derry」の文字とアイルランド共和国の国旗、そのわずか百メートル後方にはためくユニオンジャック(英国国旗)の対比から、今なお日常に残る対立を伺い知ることができ、何とも言えない気持ちになりました。

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ベルファスト観光の記録については、次回に続きます。

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テーマ : 海外留学
ジャンル : 学校・教育

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プロフィール

nomuhisa

Author:nomuhisa
2010年8月より2年間、職場からの派遣により、英国に留学。2010年度は、LSEで社会政策(MSc in Social Policy and Planning)の修士課程を専攻。2011年度は、Bristol大学で公共政策(MSc in Public Policy)の修士課程を専攻。
英国の耳寄り情報があればぜひお願いします!

*主要な過去記事一覧は、「アーカイブ」からご覧いただけます。

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