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Courses for Spring Term
新学期が始まって二週間近くが経過しました。今学期(春学期)は、1月16日~3月23日の10週間。これは全コースに共通というわけではなく、他のコースではエッセイの締切が1月下旬でその後から新学期が始まるというケースもあります。今回は、今学期に取っている授業をご紹介します。全て必修科目だった先学期とは異なり、今学期は選択科目が中心なので、全般的に授業内容も興味深く、充実しています。

*先学期に取っていた授業一覧は、コチラをご参照下さい。


◆Public Management and Organisations【必修】(Professor Alex Marsh & Dr Sarah Ayres)
School of Policy StudiesのヘッドのMarsh教授とプログラム主任講師のSarahによる授業。内容は、パブリックセクターのマネジメントと変革に関するもので、ニューパブリックマネジメント(NPM)、e-Government、権限委譲、NGO等のトピックを扱います。去年LSEでも同様の科目があったので、内容としては取っつきやすいです。

◆The International Analysis of Poverty, Inequality and Social Exclusion【選択】(Dr Eldin Fahmy等)
ブリストル大学の社会政策の研究の中でも、貧困と社会的排除の研究はよく知られており(Poverty and Social Exclusion Survey in Britain 1999など)、一番興味のあった科目です。貧困や社会的排除の定義、測定方法、さらにジェンダーやヘルス等との関係も扱った上で、こうした問題に対処するための政策について俯瞰するという内容です。去年LSEでも社会的排除に関する授業を取りましたが、こちらは貧困もメインテーマの一つです。また、西欧を中心とする先進国がメインの対象だったLSEと異なり、こちらでは途上国における貧困も扱います。主任講師のほか、ほとんど週替わりでCentre for the Study of Poverty and Social Justiceのスタッフが講義を受け持ち、上記PSE Surveyでも高名なProfessor David Gordonの授業も予定されているので、今から楽しみです。

◆Economics of Public Policy【選択】(Professor Alex Marsh)
経済学の政策へのアプリケーションについて、具体的には、市場の失敗への対応、パブリックサービスの市場、費用対便益分析、行動経済学等のトピックを扱います。経済学を本格的に勉強したことがないので、経済学の理論をバリバリ勉強するというと敷居が高いのですが、修士課程で勉強するに当たってもう少し経済学の素養を身に付けたいと思っていたところで、レベル的にはちょうど良いくらいです。

◇Study Skill【評価対象外】
毎週行われていた先学期とは異なり、エッセイの執筆が本格化する休暇直前に、エッセイクリニック(エッセイトピックについての分析、エッセイプランの相談等)という形で再開されるようです。方針に確信を持てないままエッセイを書き進めるのはかなり辛いので、事前にエッセイプランを相談できる機会があるのは非常に助かります。

◇In-sessional English for Academic Purposes
先学期からの続きで、1月末でコース終了。11月中旬に300語&1月下旬に800語のエッセイ提出+1月下旬のプレゼンテーションで評価が行われます。総合的に英語のレベルが上がったという実感があるわけではありませんが、新たな豆知識を得たり、気楽な雰囲気で英語に触れられる貴重な機会でした。


ちなみに、選択科目は、全てPublic Policyのプログラムのために用意されているもので、他のプログラムの学生と混じって授業を受けるということはありません。そして、授業の開講のためには最低7人の学生が必要ということで、この点は学生の間に非常に不満が残ったポイントでした。
具体的には、以下のリストの中から第3候補まで選択(実際に受けるのは2科目)したのですが、開講されたのは★印が付いた科目のみという結果でした。
・ The International Analysis of Poverty, Inequality and Social Exclusion★
・ Migration, Asylum and Human Rights in the European Union
・ International Perspectives on Gender Violence
・ Cities, Housing and Public Policy★
・ Economics of Public Policy★
・ An International Analysis on Crime, Harm and Social Justice★
・ The Policy and the Politics of Urban Sustainability★
・ The State of Labour
・ Health and Health Care in a Global Context

私は幸いにも希望した上位2つの科目が両方開講されたのですが(選択人数も1・2位で、おそらく毎年安定的に開講されている科目だと思います)、○○の科目を受けるためにブリストル大学に来たのに開講されないなんて!と不満を述べているクラスメイトもいて、このビジネスライクなやり方には改善を求めたいところです。一方、negotiation次第で何とかなる英国らしさを発揮し、開講最低人数に満たなかった場合でも、希望者がプログラム主任講師にかけ合った結果、正式な授業としては開講されなくとも、independent study+隔週ごとのセミナーで面倒を見てくれるという措置が取られた科目もあるので、諦めないことが肝要かも…。

授業は、<講義+セミナー>の形式だった先学期とは異なり、必修科目のみ同様の組み合わせ方式で、選択科目は今のところ2時間の講義方式です。interactiveなセミナーと組み合わせることにより、理解が深まったり知識の定着を図ることができるのですが、ぶっ通しで詰め込み式の講義のみは正直辛いところ。ただ、全ての選択科目で同様というわけではなく、他の人数が少ない選択科目では、自然とセミナー形式のようになっている場合もあるようだし、私の取っている選択科目でもその週の担当講師によっては授業方式が変わる可能性もあるので、今後に期待したいところです。

評価方法は、先学期と同様に全ての科目について3,500語のエッセイに基づいて行われます。学期中のformative essayやプレゼン等はなさそうなので、エッセイトピックが発表されるまでは(おそらく2月初~中旬)エッセイのプレッシャーもなく、dissertation(修論)に使えそうな文献なども含めてリーディングを楽しんでいます。(dissertationについては、また別記事で書くかもしれませんが、動きの早かったLSEに比べて非常に動きが遅いため、提出期限の9月より前に帰国予定の身としては独自に早めに進めておきたいところです。)

なお、遅まきながら、大学のHPに当コースのHandbookが掲載されていることを発見しました(!)必修科目が中心となりますが、各教科で扱うトピック、リーディングリスト、さらに授業のタイムテーブルやプログラムの概要が分かる内容なので、出願を検討している方などはぜひ参考にしてみて下さい。
MSc in Public Policy 2011-2012 Handbook

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テーマ : 海外留学
ジャンル : 学校・教育

プロフィール

nomuhisa

Author:nomuhisa
2010年8月より2年間、職場からの派遣により、英国に留学。2010年度は、LSEで社会政策(MSc in Social Policy and Planning)の修士課程を専攻。2011年度は、Bristol大学で公共政策(MSc in Public Policy)の修士課程を専攻。
英国の耳寄り情報があればぜひお願いします!

*主要な過去記事一覧は、「アーカイブ」からご覧いただけます。

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